自然素材で叶えるデザイン平屋住宅
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お客様を出迎えることにもなる玄関は両開きタイプの鏡面の黒をセレクト。
その扉を開けると正面に当社自慢のイタリア扉『レーベル』の黒が鎮座しており扉の横壁にはサイズの違う同じタイルが貼り分けておられその凹凸を照明が上から照らし陰翳が美しく出る計画となっております。
また、ホールの照明もホール空間の中心性を象徴するような
丸いデザインのモノが選ばれました。
そして、このようなお宅で来客時に生活感が出てしまっても台無しですので玄関ホール横にはご家族用の玄関スペースがあり、そちらに靴や上着が収納できるように計画されており日常的にもそちらから出入りして頂くことで急なご来客がありましても、いつでも玄関はすっきりとした状態でお客様をお迎えすることが出来ます。
縦長のスリット状の窓が空間に更なる強さを与えます。
玄関スペースですが来客様用の手洗いとトイレも用意されており
パーティーなどの華やいだ雰囲気の時のトイレやメイク直しも心配ありません。
こちらでも黒を中心にまとめていき、トイレ内壁を照らす間接照明でタイルの銀が美しく浮かび上がります。
リビングとダイニングは建具で緩やかにL型に繋ぎ、人が大勢集まったいざというときには大きなワンルームとしての利用も出来るようになっており(オープンにして頂くと何と40帖!)天井高3Mのリビングには午前中の柔らかい光がたっぷりと降り注ぐ中ゆったりと寛げる空間の獲得が目指されました。
モチロンその東側に開かれた窓からインナーコートへの出入りも出来ますので季節が良い折の楽しみも非常に多く考えられそうです。
薪ストーブは冬の楽しみのひとつで、パチパチと薪をくべた時の音を聞きながら大きなソファーに深く座ってお酒を飲むというのも本宅の贅沢な日常です。
リビングはオリジナルのスクラッチ加工された無垢フロア、壁はオリジナル漆喰で仕上げに強めの濃淡のコントラストをつけ、薪ストーブの周囲のタイルやこれから設置されていく家具で色彩を丁寧に挿入していきます。
インナーコートは光をこの家に呼び込むための空間であり、家の中での公私を分けるための緩衝エリアであり
確立されたプライバシーの中でご家族が安心して遊べる空間にもなっております。
春や秋には、このインナーコートにイスとテーブルを持ち出してご飯を頂くのも素敵かもしれません。
ダイニングの計画は、広い本宅でいつも家族の存在を感じられること、
明るい部屋で食事を取れること、大勢集まった時でもストレスなく動ける事等々が求められました。
そして、やはり季節が良い折には窓を大きく開け放しダイニング・リビング・インナーコートを繋いで皆でワイワイやるのも最高です。
その為に床仕上げレベルとインナーコートの仕上げ高さも慎重に検討されました。
こちらの部屋に納まっておりますキッチンやカップボード、床のタイルも本宅の世界観を壊さないよう繊細にしかし大胆に厳選されております。
パブリックスペースからプライベートの個室に至ります、道中の廊下も抜かりなく敷地形状に素直に従う形で収納がたっぷり設けされていますが光と風の通り道は確保され、廊下もいつも暗くならないように工夫されています。
拘りは個室にもモチロン至り、主寝室+パウダースペース+ウォークインクロゼット
という並びにし、本宅のために設計されたメイクカウンターや鏡は東に向かって開き午前の光の中でメイクができるようにと、またメイクカウンターの後ろにはたっぷりとした収納スペースもありますので忙しい時でもひと目でどこに何が収納されているかすぐ分かるようにと計画されています。
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