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オール電化 vs ガス【それぞれのメリットと選び方のポイント】

公開日:2025/02/20(木) 更新日:2025/02/20(木) 家づくりコラム

家づくりを考える上で、エネルギーの選択はとても重要なポイントです。

「オール電化」「ガス」のどちらを選ぶべきか悩む方も多いでしょう。

それぞれの特徴やメリットを比較し、ライフスタイルに合った選択をするためのポイントを解説させて頂きます。

 

 オール電化とは?

オール電化は、調理、給湯、暖房といった住宅内のエネルギー供給をすべて電気でまかなう住宅のことを指します。

電力を効率的に利用することを目的としており、エコキュートやIHクッキングヒーターが代表的な設備です。

 

オール電化のメリット
  • 光熱費が一本化される 電気だけで生活するため、光熱費の管理がしやすくなります。
  • 安全性が高い ガスを使用しないため、火災やガス漏れのリスクが軽減されます。特に、小さなお子様がいるご家庭では安心材料となるでしょう。
  • 省エネ性能が高い  エコキュートなどは効率よくお湯を作ることができるため、環境負荷を抑えることができます。また、ZEH(ゼロエネルギーハウス)にも対応しやすい選択肢です。
  • キッチンが快適  IHクッキングヒーターは火を使わないため、夏場でもキッチンが暑くなりにくいという利点があります。

 

オール電化のデメリット
  • 停電時の影響 電力供給が途絶えた場合、調理や給湯ができなくなるというリスクがあります。これを補うために太陽光発電や蓄電池を導入するケースもあります。
  • 初期費用が高い エコキュートやIHクッキングヒーターなどの導入費用が高めです。長期的な視点でのコスト回収が必要となります。
  • 調理の慣れが必要 IHは使い慣れるまでに時間がかかることがあります。また、鍋やフライパンの素材によっては新調が必要です。

 

ガスとは?

ガスを利用する住宅は、都市ガスやプロパンガスを使い、給湯、調理、暖房などを行います。

ガス給湯器やガスコンロが一般的な設備です。

 

ガスのメリット
  • 停電時の安心感  電力に依存しないため、停電時でもガスコンロで調理が可能です。
  • 火力が強い  ガスコンロは火力が強く、調理の幅が広がります。料理を趣味とする方やこだわりがある方には好まれるポイントです。
  • 設備費用が抑えられる  給湯器やガスコンロは比較的導入費用が安く、初期投資を抑えたい方に適しています。
  • 安定供給  プロパンガスの場合、ボンベが各家庭に設置されるため、災害時でも供給が続きやすいという特徴があります。

 

ガスのデメリット
  • 火災やガス漏れのリスク  火を使うため、安全管理が重要です。特に小さなお子様がいる場合は注意が必要です。
  • 光熱費が分散する  電気とガスの両方を使う場合、それぞれの光熱費を管理する必要があります。
  • 環境負荷が高い  ガスの使用は二酸化炭素の排出につながるため、環境への影響が懸念されます。

 

選び方のポイント

どちらが適しているかは、家庭のライフスタイルや価値観によって異なります。以下のポイントを参考にしてみてください。

 

1. ライフスタイルで選ぶ

オール電化が向いている家庭:夜間に家にいる時間が長く、深夜電力を有効活用できる方。小さなお子様がいる家庭や、火を使わない安全性を重視する方。
ガスが向いている家庭:料理が趣味の方。

 

2. 地域性で選ぶ

寒冷地ではガス暖房が有利な場合があります。一方で、電気の普及率が高い地域ではオール電化が選ばれる傾向があります。

 

3. 初期費用とランニングコストを比較

初期費用を抑えたい場合はガスが有利ですが、長期的に見るとオール電化の方が光熱費を節約できる場合もあります。

 

4. 環境意識で選ぶ

二酸化炭素排出を抑えたい場合は、再生可能エネルギーと相性の良いオール電化が適しています。

 

ライフスタイルに合った選択を

「オール電化」と「ガス」には、それぞれにメリットとデメリットがあります。大切なのは、ご家庭のライフスタイルや地域の特性、初期費用とランニングコストを総合的に考えた上で、最適な選択をすることです。

 

リビングモチーフキキでは、家づくりのプロの視点からお客様一人ひとりに合ったアドバイスを行っております。家づくりでお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。一緒に理想の住まいを実現しましょう!

 

  


 

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