何の自慢にもなりませんが、僕が音楽好きなことは僕のFacebookやInstagramなどをご覧頂けますと感じて頂けるものがきっとあると思うのですが、それとは別の話として、アナログレコードの売り上げがCDを抜いたという話を聞きました(僕の勘違いでないと良いのですが)。
それって音楽を聴くのがCD世代の僕には大変な驚きでありつつ、『やはり人間は凄い!』と思うところでもありまして、なぜかと言いますと、確かCDの表現できる音域は人間の聴力で把握できる上下限界値で設定されている記憶なんです、ということは同じ機材でCDとレコードで音楽を聴き比べたときに聴こえてくる音楽について聴き手はCDであろうがレコードであろうが同じ聴こえ方をしているはずとなる訳ですよね。
でも、CDとレコードで聴き比べをしたことがある方の多くはCDよりレコードの方が音楽が良く聴こえるということをご存じなのだと思います。
何が言いたいかと言いますと、人間って数値化されたデジタルのモノだけでは無く『手触り』、『雰囲気』、『空気感』など数値化も論理化も出来ないような(出来にくいこと)についても、しっかり認識しているということだと僕なんかは思う訳なんです。
それを家に置き換えて考えるとどんなでしょうか?
石油製品で出来た仕上げ材よりもなるべく自然のもの、天然由来のものこそ『人が住む器たる家には相応しい』と言えるのではないかと思います。
性能至上主義のような家づくりも流行ってはいますが、それだけが家の価値ということではなく、基本的な性能はキチンとありつつも、『住み心地』など数値化しにくく、個人的な感じ方も色々である部分ももっと大切にしていくべきだと思うところです。
三重県で注文住宅を建てるリビングモチーフキキです。
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