KIKI STAFF 自己紹介

木のぬくもりを足元に!無垢フローリングの選び方と特徴

公開日:2025/02/27(木) 更新日:2025/02/27(木) 家づくりコラム

家づくりを考えるうえで、床材は住み心地を大きく左右する重要なポイントです。

特に、自然素材の温もりを感じられる無垢フローリングは、こだわりのある注文住宅を建てる方に人気があります。

 

無垢フローリングにはさまざまな種類があり、それぞれ特徴やメンテナンス方法が異なります。

今回は、無垢フローリングの魅力や選び方、適したお手入れ方法について解説させて頂きます。

 

 1. 無垢フローリングとは?

無垢フローリングは、天然木をそのまま加工した床材のことを指します。

合板を使用した複合フローリングとは異なり、1枚の木をそのまま切り出して作られるため、木本来の風合いや質感を楽しめるのが特徴です。

✅ 無垢フローリングの魅力
  • 温かみのある質感:裸足で歩いたときの心地よさが格別
  • 経年変化を楽しめる:時間が経つほど味わいが増す
  • 調湿機能がある:湿気を吸収・放出し、室内の湿度を調整
  • 香りが良い:ヒノキやスギなど、木の香りがリラックス効果をもたらす

 

❌ 無垢フローリングのデメリット
  • キズがつきやすい:柔らかい木は特に傷つきやすい
  • 反りや収縮がある:湿度変化によって木が伸縮する
  • メンテナンスが必要:定期的なワックスがけやお手入れが大切

 

2. 無垢フローリングの種類と特徴

無垢フローリングには、使われる木の種類によって質感や耐久性が異なります。代表的な木材の特徴を見ていきましょう。

① ヒノキ(檜)

特徴

  • 耐久性が高く、防虫・抗菌効果もある
  • 軽くて加工しやすい
  • 柔らかく、足触りが良い

◆ おすすめの空間:リビング、寝室、和室

 

② スギ(杉)

特徴

軽くて柔らかいため、踏み心地が良い

断熱性が高く、冬でもひんやりしにくい

比較的リーズナブルな価格(赤身を除く)

◆ おすすめの空間:子ども部屋、寝室、リビング

 

③ オーク(ナラ)

特徴

硬くて耐摩耗性に優れる

木目が美しく、高級感がある

使い込むほど風合いが増す

◆ おすすめの空間:リビング、ダイニング、玄関

 

④ メープル(カエデ)

特徴

白っぽい色合いで明るい雰囲気を演出

硬く、傷がつきにくい

適度な弾力性があり、衝撃を吸収しやすい

◆ おすすめの空間:リビング、キッチン、子ども部屋

 

⑤ ウォールナット

特徴

深みのあるダークブラウンの色味が高級感を演出

硬くて傷がつきにくい

使い込むほどツヤが増す

◆ おすすめの空間:書斎、リビング、寝室

 

3. 無垢フローリングの選び方

① 部屋の用途に合わせる

使用する部屋に適した木材を選ぶことで、快適な空間を作れます。

リビング・ダイニング → 耐久性の高いオークやウォールナット

寝室・和室 → 柔らかいスギやヒノキ

子ども部屋 → クッション性のあるメープル

 

② 色合いで雰囲気を決める

明るくナチュラルな空間 → メープルやスギ

落ち着いた雰囲気 → オークやウォールナット

 

③ メンテナンスのしやすさを考慮

無垢フローリングは木の種類によってお手入れの手間が異なります。

傷や汚れが気になる場合は、硬めの木材を選ぶと良いでしょう。

 

 4. 無垢フローリングのお手入れ方法

無垢フローリングを長く美しく保つためには、日頃のケアが大切です。

✅ 日常の掃除

柔らかいモップや掃除機でホコリを取り除く

水拭きはなるべく避ける(湿気を吸いやすいため)

 

✅ 傷や汚れの対策

軽い傷はサンドペーパーで削って補修

濡れたまま放置せず、すぐに拭き取る

 

✅ 定期的なメンテナンス

1年に1~2回、オイルやワックスを塗る

乾燥しすぎる冬場は加湿器で湿度を調整

 

無垢フローリングで心地よい住まいを

無垢フローリングは、自然の温もりや風合いを楽しめる魅力的な床材です。

 

✅ 無垢フローリングのポイント

  • 木の種類によって硬さや質感が異なる
  • 調湿効果があり、快適な室内環境をつくる
  • メンテナンスをすれば、長く使える

 

「どの木材が自分たちに合うかわからない」「無垢フローリングを取り入れた家づくりをしたい」という方は、リビングモチーフキキへぜひご相談ください!

  


 

三重県で注文住宅を建てるリビングモチーフキキです。

新築、リフォーム、土地探しはお任せください!
 
 
 

1ページ (全36ページ中)