洗濯の悩み、どう解決する?
毎日の家事の中でも「洗濯」は、多くの方を悩ませる作業の一つですよね。
特に「洗濯物をどこに干すか?」という問題は、外干し派と室内干し派に分かれ、住まいの間取りや家事動線にも影響します。
共働き家庭や天候の変わりやすい地域では、外干しだけに頼れないことも多く、効率的に家事をこなすためには「干し場の工夫」や「家事動線の最適化」が必要になってきます。
では、外干し派・室内干し派それぞれのメリットや注意点をおさらい、動線の工夫について少しご紹介します。
外干し派のメリット
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自然の風と太陽で乾かせる
- 風通しがよくなり、太陽光で雑菌が減るため、洗濯物がカラッと乾く。
- 特にや表紙などは、ふんわりタオルと仕上がりやすい。
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においが気にならない
- 室内干し特有の生乾き臭を防ぐことができる。
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電気代がかからない
- 乾燥機や除湿機に頼らずに済むため、光熱費を抑えられる。
外干し派の注意点
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天候や時間に左右される
- 雨の日や曇りの日は洗濯物が乾きにくい・乾かない。
- 花粉や黄砂、PM2.5など洗濯物に付着する可能性がある。
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防犯やプライバシーの問題
- 外から洗濯物が見えることと、家族構成や生活リズムが知られるリスクがある。
- 女性の一人暮らしや共働き家庭では、干したままの洗濯物が防犯上の不安要素にもなる。
室内干し派のメリット
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天候に左右されない
- 雨の日や夜でも、安定して洗濯物を干せる。
- 共働きで外出が多い家庭にとっても安心。
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花粉や黄砂を防ぐ
- アレルギー体質の方や小さなお子様がいるご家庭にとって、室内干しは大きなメリット。
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防犯面でも安心
- 外から洗濯物が見えないため、プライバシーを守りやすい。
室内干し派の注意点
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湿気がこもりやすい
- 換気が慎重だと、室内に湿気がこもりカビや臭いの原因にも。
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スペースが必要
- 洗濯物を干すための専用スペースを確保する必要がある。
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生乾き臭が発生することも
- 室内干しでは風通しが悪いと、雑菌が繁殖しやすく、においの原因になる可能性がある。
家事動線と干し場の工夫
外干し派でも室内干し派でも、快適に洗濯を進めるためには「家事動線」、「干し場の工夫」が必要になってきます。
「洗濯する→干す→取り込む→収納する」、という一連の流れを効率化することで、洗濯のストレスを軽減することができます。
毎日のことなら尚更、スムーズにできることが理想ですよね。
ランドリールーム
家づくりでは「ランドリールーム」が注目されています。
最近では洗濯機のすぐ隣に干し場を設け、アイロンがけや畳む作業ができるスペースを確保する例も増えています。
動線が短くなればそれだけ効率的に家事もこなせますね。
ポイント
- 乾太くん(ガス乾燥機)や除湿器を設置して乾燥効率をアップ。
- 折りたたみ可能な物干し竿を取り入れることで、省スペース化も実現。
昇降式の物干し竿や壁掛けタイプの室内干しスペースを設置することで、天候に左右されずに洗濯物を干すことができます。
バルコニーやテラスとつながる動線
外干し派の場合、洗濯機がある脱衣所からバルコニーやテラスへの動線を短くすることで毎日の負担も軽減されます。
扉や窓を工夫することで、スムーズに洗濯物を干すことができます。
ファミリークローゼットを設置
洗濯物を取り込んだ後、すぐに収納できるように洗濯動線の近くにファミリークローゼットを配置するというのも、家事の効率がまた一段とあがります。
ライフスタイルに合わせて工夫しよう
外干し派と室内干し派、それぞれにメリット・注意点がありますが、設計時の工夫次第で、洗濯がもっと楽に・もっと快適になります。
日常の動きに合わせた家事動線をしっかりと考え、効率的な干し場やスペースを確保することで、日々の家事がスムーズになる可能性が高まります。
リビングモチーフキキでは、ご家族のライフスタイルに合わせた理想の家事動線やアイデアを、一緒に考えさせていただきます。
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