間取りを描くのに、自分自身はどちらかと言うと遅筆であると思っているので、多い時だと消しゴムひとつが無くなるくらい書いては消して繰り返し間取りを描いていきます。
僕の場合『さぁ、間取りを描くぞ』と決めますと
A3の敷地図3枚(何故か3枚が好きです)
シャーペン(芯は0.5のB)
消しゴム
を用意して間取り作りに取り掛かります。
ホント自分の場合しか分かりませんが、間取りを描くということは依頼者ご家族の一員に僕自身がなったつもりで描いておりますし、出来上がった計画案は僕からの提案という部分もありますので(こういう書き方は照れくさい部分もありますが)クライアント様へのラブレターのような部分もあったります。
毎度ではないにせよ、どうして消しゴムひとつも無くなるくらいになるのかと言いますと、色々な間取りのパターンを試すこと、出来上がったものに対しても時間の許す限りもっと良い計画案はないのかと何度も壊してやり直しするためです。
出来上がったものを壊すのは時間の無駄のように思うかもしれませんが、あらゆるパターンを考え抜いた後でお施主様にご提案させて頂きますと、自信を持ってご案内もできますし、何よりそれこそがお客様にとっては一生に一回の間取りを描くものの責任であると思っています。
と言う訳で、僕の机の上は消しゴムの消しカスだらけで、掃除をしてもらう人には面倒を掛けることが多々あったりです。
三重県で注文住宅を建てるリビングモチーフキキです。
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