代表取締役 竹森 徳人 自己紹介へ

milano salone

公開日:2021/05/17(月) 更新日:2021/05/17(月) 家づくりのこと・日々のこと

当社自慢のイタリア扉の製作工場視察(VIVA社)とミラノで開催されます世界最大のインテリアの展示会であるミラノサローネ見学と言う目的でここ数年イタリア訪問が続いておりましたが、コロナ禍ということで今年の春はイタリア訪問は叶わなかった訳ですが、やはり本来であればどんなモノが展示されていたんだろうという興味は尽きません。

 

僕がサローネ見学時に気を付けていることを備忘録的に少し(誰も興味ないかもですが。。。)。

 

①     大型マーケットである中国・中東向けデザインを省く。

②     トレンドを理解した上で、そこを外す。

③     日本の木造住宅に入るという前提のスケールに置き換えて見る。

 

ザッと書くと上記のようなことなのですが、特に①と③については憧れを持ってサローネの情報を雑誌で見ていた時と実は随分異なる視点です。

 

①については、やはり誰にとっても『沢山売りたい』→『買ってもらえる人向けのデザインをする』ということは当然ながらされており、日本人には少し大げさであったり派手に見えるデザインのモノも多くあったりしますので、そこはサーッと見るに留めるようにします。

②作られたトレンドというモノはインテリアの部門でも多くあり、トレンドをしっかり把握しておくとか、今後日本でもこういったデザインのモノが増えるであろうということを知っておくということはとても大切だとは思いますが、それをそのままスライドして日本で利用するというのは僕としては違和感のあることです。

③市場規模からしても日本の住宅事情に合わせてデザインされているというモノはそれ程ある訳でもありませんので、目の前にある素敵な家具が木造住宅に入ったらどんな風に見えるのかな?そんなことは常に意識しないといけないと思っております。

 

 

 

 

 

何せ特大の体育館が幾つも並んで世界中のデザインが集められたようなミラノサローネですので具体的な目的なり、特定の会社なりを絞って見ないと全然見切れないという感じです。

当の僕もサローネ会場訪問時のスマートフォンが知らせてくれます万歩計の表示は10K以上歩いたという結果になっております(ですのでサローネ訪問時は必ずスニーカーです)。

 

コロナが早く落ち着いて通常の生活が戻り外国にも行けるようになってほしいものです。

  


 

三重県で注文住宅を建てるリビングモチーフキキです。

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