僕たち工務店の職人さんは基本的に僕たちが家づくりをさせて頂く同じ地域に住んでいます。
なので、土地のこと風土のこと気風のこと「あうん」というか説明せずとも「空気感」として理解していることが多いです。
例えば最近あった話では、「この時期、この現場では鈴鹿山脈からの拭きおろしの風がこの方向から強いとか」そんなことが普通の会話としてあります。
つまり、特別なことを言わなくても、ここの現場ではこういうことに気を付けた方が良いという事が分かっているという事になります。
あるいは、ゆっくり話してみたら、お施主様の知人や身内の方を、担当の職人さんが知っているとかいうことはビックリするくらいあります。
そんな友人知人の家だと思うと担当の職人さんは張り切って工事に努めてくれるものと思います。
地域の工務店の協力会社の職人さん達って、どこかで何かでつながっていることが多いのではないでしょうか?
それは人を知っているという事だけでなく、地域の特性を知っているというつながりも含めてという意味で。
目に見えないので意識することもあまりないのかもしれませんが、やはり県民性のようなものがあり、それを暗黙の情報として共有している。それは、結果的に良いバイアスがかかっていると言えると思います。
普遍的な物や標準化された物が多いからこそ、家づくりにおきましては意識下にある県民性やら風土って大切にしていきたいです。
三重県で注文住宅を建てるリビングモチーフキキです。
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