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無垢フロアの<経年変化>を楽しむ!長く愛される床材の魅力

公開日:2025/03/07(金) 更新日:2025/03/07(金) 家づくりコラム

無垢フロアは、自然素材ならではの温かみと風合いが魅力とされています。

特に経年変化を楽しめる点が大きな特徴であり、年月が経つほどに味わい深さが増すため、長く愛される床材として注目されています。

今回は、無垢フロアの魅力や経年変化の楽しみ方、メンテナンスのポイントについて解説させて頂きます。

 

 1. 無垢フロアとは?自然素材の持つ魅力

無垢フロアの基本的な特徴

無垢フロアとは、天然木をそのまま板状に加工したフローリング材のことを指します。合板フローリングとは異なり、接着剤や合成素材を使用せず、“木そのもの”の特性を活かしているため、自然の温もりや独特の風合いを楽しめます。

 

✅ 無垢フロアの魅力

  • 温かみのある質感:裸足で歩いたときの心地よさが格別
  • 調湿効果:室内の湿度を適度に調整し、快適な空間を保つ
  • 経年変化を楽しめる:年月とともに色合いや風合いが変化
  • 自然素材ならではの健康面でのメリット:化学物質が少なく、シックハウス症候群のリスクを軽減

 

2. 無垢フロアの経年変化とは?時間が育てる美しさ

無垢フロアの最大の魅力のひとつが「経年変化」です。木材は年月を経るごとに色味や質感が変化し、住む人とともに成長していきます。

木材の種類による変化の違い

 

木の種類 経年変化の特徴
ヒノキ 明るい色から飴色へ変化し、ツヤが増す
オーク 濃い飴色へと深みが増し、重厚感が出る
ウォールナット 徐々に明るいブラウンへ変化
スギ 柔らかく、赤みがかった色味が増す

 

こうした変化を楽しめるのが無垢フロアの大きな魅力です。家族とともに過ごす年月とともに、床も少しずつ表情を変えていきます。

 

経年変化がもたらすメリット
  • 深みのある風合いになる:年月が経つにつれ、より味わい深い雰囲気に
  • 光沢が増し、より美しくなる:木の油分が表面に出て、ツヤが増す
  • キズや汚れが馴染む:生活の跡が自然な風合いになり、味わいとなる

逆に、均一な見た目を求める場合には、経年変化がデメリットと感じられることもあります。

そのため、無垢フロアを選ぶ際は、経年変化を「楽しめるかどうか」がポイントになります。

 

 3. 無垢フロアのメンテナンス方法

無垢フロアは長持ちする素材ですが、適切なメンテナンスを行うことで、より美しく保つことができます。

 

日常のお手入れ

  • 乾拭き・掃除機でホコリを除去
  • 固く絞った雑巾で軽く拭く(過度な水拭きは避ける)
  • こまめな換気で湿気を防ぐ

 

キズや汚れの対処法

状況 対処方法
小さなキズ 濡らした布で木目に沿って擦る
深いキズ サンドペーパーで軽く研磨し、オイルで保護
シミ・汚れ ぬるま湯で拭き取り、自然乾燥

 

メンテナンスを適切に行えば、無垢フロアは何十年と長持ちします。

傷がついても「味」として受け入れ、経年変化とともに楽しむことも醍醐味と言えます。

 

4. 無垢フロアを選ぶ際のポイント

① 生活スタイルに合った木材を選ぶ
  • 柔らかい木(スギ、パイン) → 足触りが良く、暖かいが傷がつきやすい
  • 硬い木(オーク、ウォールナット) → 耐久性があり、キズに強い

 

② オイル仕上げ or ウレタン仕上げ
  • オイル仕上げ → 木の風合いを活かし、手触りが良い
  • ウレタン仕上げ → 表面に保護膜ができ、水や汚れに強い


③ 部屋の用途に合わせる

  • リビング・寝室 → 柔らかい木で快適性を重視
  • キッチン・玄関 → 硬い木や耐水性のある仕上げを選ぶ

 

<まとめ>無垢フロアは長く付き合うほどに魅力が増す

無垢フロアは、経年変化による味わいを楽しめるのが最大の魅力です。

✅ 無垢フロアのポイント

  • 年月とともに風合いが深まる
  • キズや汚れも味わいの一部になる
  • 適切なメンテナンスで長持ちする

 

家族とともに時を刻み、成長していく無垢フロア。自然素材の温もりを感じながら、長く愛される家をつくりたい方におすすめです。

 

リビングモチーフキキでは、無垢フロアを活かした家づくりもご提案しています。お悩み中の方は、ぜひお気軽にご相談ください!

 

  


 

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