中庭のある家の計画の依頼を頂いております。テーマがある家というのは目標がはっきりしている分だけ描きやすいという部分も確かにあると言えばあるのですが、今回は相手が中庭(PATIO)です。
これはファッション的に(これは例えでありファッションを貶めるなどの意図は一切ないのでご注意)形だけ中庭にするのでありましたら、形を整える部分に注力すれば適うのかもしれませんが、僕達が作らせて頂くのは建築であり形だけで完結は全然しません。
しかも幾ら三重県の土地事情が都市圏と比べて恵まれているとは言え、勿論日本での計画になりますので諸外国のように広大な土地での計画でもありません。
気を付けないといけない点についてパッと出るだけで
法規(これは大前提ですね)
構造(これも大前提ですね)
耐震(これも勿論クリアしないと)
通風(考えられていますかね?)
採光(単純な光だけでなくなります)
排水(昨今の災害を考えていますか?)
などを高い次元でクリアしていかないと、お施主様にとっては一生に一度の御費用を掛けて頂いたにも関わらず、住みにくかったり、トラブルが続いたり、不快な家にもなり兼ねません。
建築の場合、色々な意味で総合力が問われるということが多いのですが、今回の中庭のある家、これからどんな風に計画が進んでいくのか僕自身も未知の旅と言った心持ちの部分もあり、とても楽しみにしております。
三重県で注文住宅を建てるリビングモチーフキキです。
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