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調湿効果がすごい!珪藻土(けいそうど)の壁が人気の理由とは?

公開日:2025/03/10(月) 更新日:2025/03/10(月) 家づくりコラム

住まいの快適さを左右する要素のひとつが、室内の湿度調整です。

湿度が高すぎるとカビやダニの発生原因になり、低すぎると肌や喉の乾燥を引き起こします。

そんな湿度の悩みを解決するために注目されているのが、珪藻土の壁です。

今回は、珪藻土が持つ調湿効果や、人気の理由について解説させて頂きます。自然素材を活かした健康的な住まいづくりを考えている方は、ぜひ参考にしてください。

 

 1. 珪藻土とは?どんな素材なのか

① 珪藻土の基本情報

珪藻土とは、珪藻(けいそう)という微生物の殻が長い年月をかけて堆積し、化石化した天然素材です。多孔質構造(無数の微細な穴を持つ構造)を持ち、この特性が高い調湿機能を生み出しています。

② 珪藻土が壁材として使われる理由

  •  湿気を吸収・放出する調湿機能
  •  消臭効果があり、生活臭を抑える
  •  化学物質を含まず、健康に優しい
  •  見た目がナチュラルでおしゃれ

これらの特徴から、自然素材を使った住宅や健康志向の高い方に人気があります。

 

 2. 珪藻土の壁が持つ驚きのメリット

① 調湿効果で快適な室内環境を実現

珪藻土の最大の特長は、湿度のコントロール能力です。

・湿度が高いとき → 空気中の水分を吸収

・湿度が低いとき → 含んだ水分を放出

これにより、夏はジメジメせず、冬は乾燥しすぎない快適な住空間を実現できます。

 

② 消臭効果で空気をきれいに

珪藻土は、生活臭を吸着し、空気清浄効果を発揮します。

  • タバコの臭い
  • ペットの臭い
  • 調理後の油の臭い
  • 汗や体臭

これらの臭いを吸収し、室内の空気を清潔に保つことができます。

 

③ 有害物質を吸着し、健康的な住まいに

珪藻土の壁は、ホルムアルデヒドなどの有害物質を吸着・分解する効果が期待されています。シックハウス症候群のリスクを減らしたい方にとって、理想的な壁材といえるでしょう。

 

④ 耐火性が高い

珪藻土は自然素材であり、燃えにくい特性を持っています。そのため、万が一の火災時でも燃え広がりにくく、安全性の高い住宅づくりに貢献します。

 

⑤ おしゃれでナチュラルな質感

珪藻土の壁は、クロス壁とは異なる独特の風合いを持っています。塗り方によっては、和モダンや北欧風など、さまざまなインテリアスタイルにもなじみます。

 

3. 珪藻土の壁のデメリットと対策

① 汚れやすい

珪藻土は多孔質のため、汚れが付きやすいというデメリットがあります。特に、キッチンや子供部屋では汚れが目立ちやすくなることも。 

対策 → 撥水性を持たせた珪藻土を選ぶ、またはクリアコーティングを施す。

 

② 施工に時間と技術が必要

珪藻土の壁は、左官職人の手仕事による仕上げが一般的です。そのため、施工に時間がかかる場合があります。 

対策 → 珪藻土を配合した塗り壁材を使うことで、施工の負担を軽減できる。

 

③ 強い衝撃には弱い

クロスに比べると、ひび割れしやすい面も。 

対策 → 弾性のある珪藻土製品を選ぶ、または補修キットで簡単に修理する。

 

4. 珪藻土の壁が向いている人とは?

  •  湿気や結露に悩んでいる人
  •  健康的な住まいを求める人
  •  ナチュラルなインテリアが好きな人
  •  空気のきれいな家に住みたい人

 

<まとめ>珪藻土の壁で快適な住まいを実現

珪藻土は、

✅ 調湿効果で快適な湿度を保つ 

✅ 消臭・空気清浄効果があり、健康的な室内環境を作る 

✅ デザイン性が高く、ナチュラルなインテリアに最適 

✅ 防火性が高く、安全な住まいに貢献

という多くのメリットを持つ理想的な壁材です。

 

三重県で健康的な注文住宅を検討している方は、ぜひお気軽にご相談ください。

 

  


 

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